金色鯨ノ回顧録
Memoirs of the Golden Whale
はじめに
本作品は、かじん作「帝都異聞録」のシナリオ集をベースに
神話・設定等を変更、並びにスターシステムを用いて
キャラクターを独自の創作世界観に落とし込んだ物語で展開する
紙芝居型ボイスドラマです。
本書は全てフィクションであり、登場あるいは実在する人物・団体・地名・歴史とは
一切関係がありません。あくまで作者の創作物です。
一部表現につきましては、助長や援護等を目的としたものではありません。
その刹那のためだけに生きようと考えていた。
時代は1930年代の昭和初期。
役者の大道寺冬樹と特高のミキカズは、お互いの利害の一致により手を組んで
時にはオカルト専門の新聞記者と協力し、
日夜騒動に巻き込んだり巻き込まれたりの生活を送っている。
そんな二人が、やがて一人の少女と出会うことで
緩やかに、けれど確実に
不可思議な、いつもとは異なる日々へと足を踏み入れることになる。
止まない雨の中で、いつまでも、届かない願いを探している。
そう、いつだって、この手は届かない。
これは昭和初期の嵐を前にしたフィクションから、
現代のリアルを生きる人達へ向けた愛の言葉である。
物 語
なお「帝都異聞録」シナリオ集は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION
人 物 紹 介
大道寺冬樹 CV:本田賢士様
職業舞台俳優。才能と顔面で生きてきた男。金色鯨の語り部(視点)。本作四話からの主人公。
気分やノリで口調がコロコロ変わる。非常に我が強く、良く言えば面倒見が良く、悪く言えば我が儘で自己中心的。眼鏡は伊達。
失踪した幼なじみを探している。
・狼少年の嘘:
後天的に得たもの。特定の条件下で受けた 出来る。ただし条件が厳しいため実用は困難。なおこれは業の愛で弟が家督を一番に欲したことで、長男が亡くなってはいけないという 副産物である。
発動条件は 反映される。
場合は、十秒後に する。ただし時間差の間も受けたものは持続する。
・業の愛:
後天的に得たもの。これを持つ者は、己にとって一番とするものが絶対に手に入らない。愛であり、私である呪い。
・設計された :
ともいう。 であれ。 らしい であるように願われたもの。
ミキカズ CV:長谷川遊紀様
職業特別高等警察。本編中は比較的常識人兼ツッコミ役。冬樹の友人。
職業の割に、人を殺すのはいけないことだと考えている。また自らの苦労はどこかの誰かの未来に繋がっていると信じており、孤児である自身の生い立ちが不幸だとは思っていない。――隠された箱の中はいずこへ
基本的に誰かに対して、本気で怒ったり感情を見せることが少ない。皆平等。なかよし、めでたし。
・ の血(下位互換):
先天的に得たもの。ある条件を越えると 出来る。下位互換のため が限界であり、最終的に制限がある。一定値を越えると する。またこの血を持つ者は、己の意思で 選択することが出来る。
・未来予知:
の下位互換の副産物。
・自動反撃:
己の獲物に対して、人間離れした領域まで到達したことと、未来予知が合わさった結果。
ナナシ CV:円様
職業無職。金色鯨本編の主人公。件の少女と呼ばれている。
本当に困っている人の前にだけ現れて、ささやかな予言をしてくれる、らしい。あてどなく帝都をさまよっており、生い立ちその他経歴が一切不明。
基本無口でほとんど喋らないが、特定の人物の前だと口数が増える場合がある。時々子守唄を歌う。非常に臆病で面倒くさがり。
・ の血:
先天的に得たもの。ある条件を越えると 出来る。望むのならば永遠に 続けることが可能。またこの血を持つ者は、己の意思で 選択することが出来る。
・閲覧権限:
の血が濃い結果、権利を得ている。
・金色鯨の愛:
後天的に得たもの。これを持つ者は、己の を清算するまで 。
愛であり、私である呪い。
朔 CV:杉山あつし様
職業新聞記者。オカルトや妖怪などを専門に扱っており、その手の知識が豊富である。守銭奴。長いものには巻かれる傾向有り。
自他共に認めるうさんくささ。しかしネタのためなら国境を越える性格で、外国を飛び回っていた。現在は帝都で捜し物をしている。
何か失敗しても、まっ、次があるだろうというスタンスの楽観主義者。人によっては語尾にテヘペロ☆という擬音が聞こえるかもしれない。
・竟のアイ:
願われ、謡われた証。
幼馴染み CV:おかゆ様
本名梢。冬樹の幼馴染み。元女学生。絶賛失踪中。
上司 CV:未定
本名ヒトトセ。ミキカズの上司。
動画等一枚絵
作 品 一 覧
-第壱話「井蛙」1935年 冬樹とミキカズが、件の少女と呼ばれるナナシと出会う話。
-第弐話「浅草奇譚劇」1931年 年明け早々浅草で巻き込まれた騒動にて、朔と出会う話。
-第参話「神と人と」1936年 雨はまだ止まない。それぞれの思惑が絡んだ話。
-第四話「未来へ」1936年 例え望まなくても。全てを否定して、夜は明け、ヒバリは朝を告げる。
第零話「銀色鯨は夢を見た。」1936年以降 エピローグな話。
≒A 「君去りてのち」1936年以降 逢魔が時に、縁を切る話。
『 鯨の子 』キャラクターデュエットソング 鯨の子へと、継がれる子守唄。
『 遺言-こいぶみ- 』キャラクターソング 「美しい人よ、泣かないで」
問い合わせ
作者:かじん
基本問い合わせはツイッターにて回答致します。
ツイッターが使用できない場合は下記にて。
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